詩人:どるとる | [投票][編集] |
ママはいつも 家事に洗濯 子守 買い物におわれて
毎日のように 大変なんだ 僕が知らないところで たくさん苦労しているんだね
パパはなにができるだろう 頼りがいがあるパパならいいけど
弱虫の僕の背中はいつも 猫背に丸まってる
だけどいつも大好きな君とママのために
一日中 汗を流して転んだりなんかしながらも
家族のために一生懸命働いている それがパパなのさ
ママみたいにはなれっこないけど
パパができることはたくさんあるよ
ママよりは 一緒にいる時間は少ないけれど
忙しさを言い訳にはしないよ
たまの休みがあれば
君とママと手を繋いで どこかに行こうね
かっこなんかつかなくたって 頑張るその姿が子供の瞳には 立派に見えるから
そんなに心配しないでさ いつものようにパパでいればいい
背伸びしたり
無理をしたりしてまで理想のパパになろうとするんじゃなく
ありのままのパパこそきっと ママにだって 君にだって
世界でただひとりのパパなんだってこと
忘れないで
世界には何人でもパパがいるけどひと家族にひとりしかいないパパだから
僕は僕の思うようなパパでいよう
不器用でも
弱虫でも
おっちょこちょいでも ママと君には僕しか パパはいないから
僕が守るんだ
ママと君の笑顔が僕を強くしてくれる
ありがとう
愛してる
そんなありふれた言葉しか返せないけど
それ以上の言葉は多分いらないと思うのさ
大切なのはいつも
僕が僕らしくいること
あなたたちが知ってる世界でただひとりのパパで居続けること
今日もこんなパパだけど頑張ってるよ
繰り返す日々の中
ささやかな冗談を織り交ぜながら
喧嘩する時もたまにはあるけど どんな事があっても変わらないよ
僕は君のパパで
僕はママのパパで
ただの人間だけど
それだけで僕も君もママも家族だっていう確かな幸せ
それさえあればパパはずっと頑張れる。