ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 夫婦

どるとるの部屋


[2919] 夫婦
詩人:どるとる [投票][編集]


男は働いて 女は家事をして それぞれの役目を死ぬまで果たす

時には喧嘩もするけれど 時間が経てばまた仲直りして
愛し合える僕らは
夫婦なんだね

必死でお金を貯めて買った 銀の指輪
僕の薬指と君の薬指に光ってる

言葉なんか なくても僕らは 互いの気持ちがわかるほどに 寄り添っていたよね

伝えたいのは いつもちっぽけでありふれた言葉だけど
恥ずかしがらずに
言えたならあなたが笑ってくれるならば
今まで言えずにいた言葉を届けたい

ありがとう
愛してる
毎日ごくろうさま
本当は 僕などより
ずっと苦労してるのにひどい言葉を言ってしまう僕をゆるして

長年連れ添っただとか 時間の長さじゃなくて 僕らは 互いを好きになった その時から 全てが今に繋がっていた気がする

今日もあなたの手をとって 僕はあなたに愛されて
寄り添うように
いつか まぶた閉じられたなら 幸せ

大事なことはいつでも胸の中だよ

これからも
よろしくね
ずっと一緒にいられたなら 歳をとっても愛し合えるのならば
僕らは 夫婦になったこと 今よりずっと幸せに思えるその時を
楽しみに待ってる

いつだって あなたのことだけを見つめてる
命を懸けてもいいさ
あなただけを愛してる

僕らは ひとつの場所に寄り添う どこにでもいる夫婦
でも 僕らはどこにでもいるけど ここにしかいない夫婦

ありふれているけど
届けたい 伝えたい
世界でいちばん愛するあなたへ

ラブソングなんてかっこいいものじゃないけど あなたへの思いを込めた愛の歌を夫婦という題名をつけて あなたへ届けよう

病むときも
健やかなる時も
夫婦はひとつ
ずっと
永遠に夫婦さ。

2011/06/04 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -