詩人:どるとる | [投票][編集] |
黄昏るこの孤独さが夕凪の風に吹かれて
僕は少しその風に寒さを感じて襟を立てる
明日まで生きる気力は多分もうかけらも無い
だけれど今日生きたこの頑張りや努力をみすみす捨てるなら生まれたこと存在することのすべてを否定することみたいな気がしてできなかった
その繰り返しが今なんだよ やむはずもない雨に濡れながら考えてる
僕がいつかここに生まれてやがて死んでいくまでの物語が最後まで幸せにあふれてる
そんな保証は誰もしてはくれないけど
いつでも胸に刻んでいるよ いつ死んでもいいように未練や後悔はなるべく残さないように僕は今日もやれるだけできる限りの本気をしぼりだしている 自分のために
だから、僕が今日もし死ぬなら
もう思い残すことなどないのさ
だから、今日が始まる前に消し去ってくれ
もうすぐきれいな朝陽が昇るから
今日もし死ぬんだとしたら早く 早く
息の根を止めてよ
なんて縁起でもないよな。