ほら 薄暗闇の向こうから のしのしと夜が歩いてくる光を食べながら 街中の朝の名残を 拾い集めてる不思議だね 悲しみも喜びもない 心は空っぽさ 穴が空いたようにラララ 今だけは世界中のすべてを 愛せそうなラララ 今だけは世界中のすべてに 笑いかけられそうなそんな気持ちがするよ意識の外れを 夜が歩くけれど僕は 素知らぬ顔で 朝が来るのを待っている薄っぺらな光が 窓の外を過ぎるのをなんとなく見たけれどそれだって意味はない ただ僕は七色の夢を見る。
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