消えない痛みを抱いたまま
内にはらんだ憎しみを抑えながら
生きるんだ 生きるんだ
笑ってる人を見るとつい癖で 何かを企んでいるんじゃないかって疑ってしまう
胸に いつか負った見えない傷跡は
瘡蓋になったけど
まだ時々 鈍く痛むんだ
傷跡が叫ぶ「おまえは本当にそれでいいのか」と
このまま 何処までも 世界は世界のままで
変わらないものは変わらないまま
変わってしまうものは変わってゆくだけ
そんなふうに そんなふうにすべては流れていく 巡っていく
そして僕は何れ土塊になる。
2014/04/13 (Sun)