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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


大好きなあなたに伝えたい言葉は
いつも 恥ずかしさに隠れてしまう

ありふれた誰かを思う気持ちなのに
そこに好きっていう気持ちがあるだけで

なんでだろううまく言えなくなる
こんなにも あなたを思っているのに

目を閉じても 耳をふさいでも
何も見えない 何も聴こえない

探している物は どこにあるんだろう
ふと立ち止まる帰り道の途中 考えてた

思えば思うほどに切なくなる
恋は盲目というけれどどうやら

本当みたいだね 何も見えなくなる
ほらね 見える世界がまるでぼやけてる

あざやかに染まってる夕暮れの空
重ねるように浮かべてる君の笑顔

何をしてても 君のことばかり
今頃君は 何をしているんだろう

恋という気持ちに気づいてしまった
たまらなく恥ずかしいけどうれしいんだ

誰もが通る道だと誰かが言う
僕も今その道を通っているのかな
だけど単なる通りすがりの恋じゃない
そんな気がする だって君が好きだから

目を閉じても 耳をふさいでも
何も見えない 何も聴こえない

探している物は どこにあるんだろう
ふと立ち止まる帰り道の途中 考えてた

あなたの声だけが 僕を呼んでいる
テンポの悪い物語読んでるみたいさ

でも ゆっくりでも確かに読み進めてく
今日こそは言うんだ あたためてた気持ち

なんでもない君の優しさに 気づくと ポッと頬を染めている
それが恋なんだね
それが恋なんだね。

2014/08/10 (Sun)

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