詩人:どるとる | [投票][編集] |
君が生まれてきて
はじめてむかえる朝
小さな手を閉じたり開いたりして
たくらみのない素直な笑顔を浮かべながら 君は僕を見つめてる
何もかもが はじめてのことだ
僕もゆっくり 大きくなっていくから
君もゆっくり 大きくなっていこうね
愛が何かもわからないうちに
僕はパパと呼ばれる存在になってたんだ
何が愛か わからないくらいでいい
手探りしてる 一生懸命さが伝われば
愛されてるって君にわかってもらえるかな
君が 数を数える
まだ数本のろうそく
誕生日に ケーキを食べようね
僕は不器用で取り分けるのも下手くそだ
こんなパパでごめんね
何もかもがぼんやりとしたまんま
今はまだ 真っ白な地図だけど
少しずつ 家族で 埋めていこう
もうすぐ この街に新しい季節が来る
吹き抜けてく風が夏にさよならしてる
愛してるって言葉じゃなくて 伝えたい
澄んだ空に 雲がたゆたう 午後
なんとなく書いてみた手紙のような 詩のような そんなラブソング
愛する人がいる誰かの心に 届けばいいな
そんなふうに 思いながら つくったよ
愛が何かもわからないうちに
僕はパパと呼ばれる存在になってたんだ
何が愛か わからないくらいでいい
手探りしてる 一生懸命さが伝われば
愛されてるって君にわかってもらえるかな
もうすぐ この街に新しい季節が来る
吹き抜けてく風が夏にさよならしてる
愛してるって言葉じゃなくて 伝えたい
僕から君へのラブソング。