詩人:どるとる | [投票][編集] |
今日も笑ったし たくさん泣いたりした
疲れ果てた僕は 帰り道を急いだ
公園の前一人佇んで
風に揺れるブランコ見つめてる
どんなに今日が悲しくたってさ
今日もいい日だったねって
最後くらいは笑って言いたいから
また今日も嘘をついたよ 悲しかったくせに
生きていることが時々嫌でたまらない
本音を言えば きれいごとなんて言えない
空を見上げて ため息ついている なぜこんなに寂しいんだ
あかね色に染まる空を 穴があくほど見つめても
何もわからない 生きる意味はなんだろう
また今日も 間違い探しに明け暮れてたよ
お月さまのお出ましだ
夜が過ぎてく 朝が近づいてる
当たり前が時々 悲しくて うれしくてたまらない
もう何度も繰り返してるのに 何度でも
僕は「その時」をかみしめる
どんなに今日が悲しくたってさ
「今日もいい日だったね」って
最後くらいは笑って言いたいから
また今日も嘘をついたよ 悲しかったくせに
傷跡を隠すように
愛想笑いで ごまかした僕がついた嘘は
明日もまた本当にはならない だからこの笑顔は嘘っぱちだ。