詩人:どるとる | [投票][編集] |
どれだけ 季節が巡って
どれだけ 時代が過ぎただろう
まだ子供だった僕は君に頼ってばかりいた
時には喧嘩して しばらく口もきかない日もあったね
でも また気づけば 寂しくなって
照れくさそうに 仲直りしたね
心のいちばん奥に いつかみんなで埋めたタイムカプセルを今 開けよう
きっと数えきれないほどの思い出が 全部は思い出せないくらい よみがえるよ
君がいない25年後の 未来で
いつまで子供のままでいられるんだろう
いつから大人ですか?
雨の降る日には 君が傘を忘れた僕に 傘を届けてくれた
晴れた日も 家の前で僕を迎えてくれた
多分そんなことのひとつひとつが
今思えば思い出と呼べるのかな
大切なものはどんなに時間が流れても変わらないんだね
あの頃のまま
もう僕は あの頃のように君を呼べない
呼んじゃいけない だからまた25年後へ
思い出を タイムカプセルにしまう
君が笑っている 胸の奥のほうで
おかしいだろう今でも 君の名前を呼べば 返事をくれる気がしてるよ
心のいちばん奥に いつかみんなで埋めたタイムカプセルを今 開けよう
きっと数えきれないほどの思い出が 全部は思い出せないくらい よみがえるよ
君がいない25年後の 未来で。