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どるとるの部屋


[6134] またとない景色
詩人:どるとる [投票][編集]


きらめくような またとない景色を
いつか いつか あなたの心のキャンバスに描こう

忘れられたように転がる
靴の片っぽ
思い出とは記憶の片隅に放られた花
笑いながら 泣きながら日は昇っては沈む
明けては暮れる 繰り返す無限ループ

きらめくような またとない景色が
やがて やがて あなたの心を埋めつくす

いくつものその時を繰り返しては
いくつものその時がまたひとつ
夜の向こうへ 朝の向こうへ消えてく

きらめくような またとない景色を
いつか いつか あなたの心のキャンバスに描こう。

2015/03/11 (Wed)

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