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どるとるの部屋


[6313] 夜明けのシューティングスター
詩人:どるとる [投票][編集]


地図なんかない旅だからさ
気ままに 生きていけばいいさ
標識もない 道だからさ
好きなように 生きていけばいいさ
悲しみも 喜びも 数えきれないくらいあって
でも 雨が降ったあとには 必ずお日さまが差し込むから

ほら 履き慣れた靴を履いて
目の前に新しい ドアを開けよう

風をきって 走る
君の その瞳に
見える世界は
果てしなく広がり
君を 包み込むだろう

夜明けに降る
シューティングスター
窓越しに眺めてる
夢から覚めても
終わらない夢
果ての果てまで
世界を 広げてく

憶測が世界の 限界を決めるなら
世界には限りなんかないさ
ルールなんか 蹴飛ばしてしまえ
間違った正しさ振りかざすなら
間違ったことなんて 腐るくらいにあって
だから、僕はいつまでも 変わらない声で歌ってる

ほら 自転車 ひとつ ペダルを漕いで坂を上がって 街を見渡す

ドアの向こうの
その先を見たいんだ
ありふれた筋書きに
付け足そう
つづきの旅

闇を 照らし出す
シューティングスター
願い事はない
もう願い事は
叶ってしまった
未来は踏み出した
その一歩から始まる

決めつけられた世界に
さよならを 告げ
世界は また 新しい一歩を踏み出した
ここからは
誰も知らない
旅の始まりだ

風をきって 走る
君の その瞳に
見える世界は
果てしなく広がり
君を 包み込むだろう

夜明けに降る
シューティングスター
窓越しに眺めてる
夢から覚めても
終わらない夢
果ての果てまで
世界を 広げてく。

2015/06/06 (Sat)

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