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どるとるの部屋


[6364] 悲しいときはいつもそばにあなたがいた
詩人:どるとる [投票][編集]


いつもはなんでもないことも
見逃してしまう誰かの優しさも
弱ったときに僕は気付いてしまう
ああ 僕には たくさんの人の愛が ある
太陽みたいに あたたかく照らしている

ありがとうではもはや
返しきれない 雲の上まで積み重なる
感謝の気持ちが 言葉にできない
悲しいときはそばにいつもあなたがいたよ

何気ない気遣いさえありがたい
当たり前だなんて鼻で笑う昨日の僕を
今ならためらいもなく愚かだと言える
ああ 僕は こんなにたくさんの人に守られてる
一人一人の眼差しが僕を守ってる

僕がこうして生きていけるのは
僕だけの力じゃないことも
もらってばかりでいつの間にか
返せないうちに 抱えきれないほどの
愛が 僕の手にあまるほど 両手いっぱいにあふれてる

いつの間にか流れていく時間の中で
ゆがむように変わってしまうとしても
もしも 誰かの愛さえあれば
ありのままの僕やありのままの君で
誰かのことを心から愛せるはずと思った

ありがとうではもはや
返しきれない 雲の上まで積み重なる
感謝の気持ちが 言葉にできない
悲しいときはそばにいつもあなたがいたよ。

2015/07/05 (Sun)

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