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どるとるの部屋


[6397] 瞳を閉じて
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


僕の胸の中には
たくさんの思い出が
シャボン玉のように
あふれているんだよ
ひとつまたひとつ
増えては 消えてく
悲しいような嬉しいような
どっちつかずの出会いと別れの中で
何度でも 訪れるその時

目を閉じたまま 君を見つめるように
大切なものを 見失ったときには
心の目で 君を 見つめるんだよ
そこにいたんだね 僕の大切な人は
ずっと雨の中にさらしていたんだ
もう嫌がっても離さないよ
君のそのぬくもりがこの手を離れるまで
不器用な僕は 君にこの愛を 捧げよう

夕陽が沈んだそのあと
君は 夜が来るのを
ひどく 嫌がっていた
どうして?って聞くと
泣いてしまうからと
すぐに 黙ってしまう
短いような 長いような
果てしないようであっという間の人生
せめて悔いのないように生きよう

余計なものが邪魔をして君が見えない
贅沢な心が出しゃばりそうなときは
そっと瞳を閉じて雨音に耳をすます
そしたらその雨音は君の涙だと気付く
見えないならば感じればいい
形でも色でもなく かすかな輪郭で
僕の心に届く 聴こえない君の声がする

心濡らす雨は節穴の僕の目を 試している
僕があきらめてしまったら 君はもう愛を 信じれない
「誰かがそばにいてほしい。でも誰でもいいわけじゃない」
そんなとき君には僕が
僕には君が必要なんだろう

目を閉じたまま 君を見つめるように
大切なものを 見失ったときには
心の目で 君を 見つめるんだよ
そこにいたんだね 僕の大切な人は
ずっと雨の中にさらしていたんだ
もう嫌がっても離さないよ
君のそのぬくもりがこの手を離れるまで
不器用な僕は 君にこの愛を 捧げよう。

2015/07/26 (Sun)

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