詩人:どるとる | [投票][編集] |
素直になれない僕が君を傷つけた日
君をはじめて嫌いになった日だった
それでも離れてみるといろんなことに気づいた
ろくに家事も出来やしないから
散らかりっぱなしの部屋を眺めながら
君が帰ってきたら怒るんだろうなとか考えてた
君が残したものは 小さなメモと涙のあと
寂しいからだけじゃない
あなたのことを 傷つけた僕だけど
今度は あなたのことを愛せる僕になりたいから
やさしくなりたい
あたたかな陽射しのような
ふかふかの布団のような
いっぱいの愛であなたを包み込みたい
離れないとわからない 家族の大切さが
痛みを連れてきた 傷跡もないのに
心が君のいない毎日にたえきれずに
僕を切なさで包み込むから
料理をするけれど何度も焦がしたよ
君が食べたら不味くても美味しいと言うのかな
焦げた野菜炒めは涙で少ししょっぱかったよ
思い出は懐かしく振り返る為にあるけど
続いていく今とこれからがあるから
思い出は輝いていくものだと思うんだ
君を悩ますことばかりしてしまうけど
それもあなたを愛するが故って言ったら怒るかなあ
優しくなれたなら
あなたはいつものように笑ってくれるかな
仕方ないわねって言ってくれるかな
ひとりになって見えてきたのは仕方ないくらい君の笑顔
数えきれない夜を
朝を 重ねて
今日もまた日が暮れて
気づいたらもう夜だ
あなたの手の温もりがまだ残ってる
愛が 足らないよ
隙間だらけの胸の中
埋めてよ
ごめんねって言ったのは
寂しいからだけじゃない
あなたのことを 傷つけた僕だけど
今度は あなたのことを愛せる僕になりたいから
やさしくなりたい
あたたかな陽射しのような
ふかふかの布団のような
いっぱいの愛であなたを包み込みたい
世界中の誰よりも愛してる 君だけを。