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どるとるの部屋


[6691] 言葉の背中に生えた翼
詩人:どるとる [投票][編集]


流れを読むのさ 風を受け止める
風見鶏みたいに 十時の方向に回れ

たったひとつのときめきのために
港を出てからいくつの季節が過ぎたでしょう

遠い思い出の中に 置いてきた忘れ物
今から 取りに行こう

カバンには ありったけの奇跡をつめこんで

それは遥かな置き手紙 僕を魅了する光

ねえ知っているかい?言葉の背中には翼があること

どこにだって 飛んでいけるんだ 行きたいって気持ちがあれば。

2015/10/27 (Tue)

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