流れを読むのさ 風を受け止める風見鶏みたいに 十時の方向に回れたったひとつのときめきのために港を出てからいくつの季節が過ぎたでしょう遠い思い出の中に 置いてきた忘れ物今から 取りに行こうカバンには ありったけの奇跡をつめこんでそれは遥かな置き手紙 僕を魅了する光ねえ知っているかい?言葉の背中には翼があることどこにだって 飛んでいけるんだ 行きたいって気持ちがあれば。
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