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どるとるの部屋


[6722] 愛の名
詩人:どるとる [投票][編集]


命の音に耳をすましていた
とくとくって脈打つ心臓の音に

愛されたぶんまで 僕は君を愛せるかな

言葉では伝えられない悲しみや喜びを

たとえば目には見えないぬくもりや

優しさが その代わりを果たすよ

何もないように

穏やかに流れる時間が
景色を優しく抱きしめている

すべての命あるものに
注がれる陽射しの雨

君が生きていることが何より大事だと

笑ってくれるあなたがここにいる

それはなんて幸せなことなんだろう

押し花にした思い出の数々
引き出しの中にしまった音や光

愛することなんて当たり前なことと
あなたは笑うけど申し訳ないのです

だからせめてちょっとずつ返していこう

返しきれないこの感謝を

ありがとうじゃとても足らないほどの気持ちを

もらった愛以上の愛で返したい

君が笑えばただそれだけで僕も笑える

そんな当たり前なことが今は宝物

キラキラと輝いて思い出を染めてる。

2015/10/31 (Sat)

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