詩人:どるとる | [投票][編集] |
退屈紛れに誰かを憎んでみた
無駄にありあまった知識を悪用
もて余した 心はねじ曲がっていともたやすく 腐った
誰も愛せずに 誰にも愛されないまま
ただ 毎日はいたずらに過ぎた
365日もの 膨大な日々の中で 僕らはどれだけ泣き笑うのかな
君が生まれた360日の中の1日だけは ずっと忘れないでいるよ
日めくりカレンダーはめくられていく 新しい季節を 連れて
旅をするみたいに自由に生きてたい
生きたい気持ちばかりが先行してる
たったひとつだけ願いが叶うのなら
僕ははたして何を願うだろう
目を閉じても消えない光とかに
いつまでもすがりついてる僕ら
360日を指折り数えて 暦の上に降る数字の雨に濡れよう
鍵盤の上を ダンスする指みたいに 浮き足だっていよう
なるようになっていく 世界はいつも絶えず動いている
胸の中に 閉じ込めた思い出は
360日の たった少しのわずかな場面
それが積み重なって やがて思い出になる
今日も 明日も なんでもないささやかな
喜びが 明日にはもう思い出だ
365日もの 膨大な日々の中で 僕らはどれだけ泣き笑うのかな
君が生まれた360日の中の1日だけは ずっと忘れないでいるよ
日めくりカレンダーはめくられていく 新しい季節を 連れて
砂時計は 落ち続けていく 命の終わりを めざして
数えきれない 今をつなげて。