詩人:どるとる | [投票][編集] |
小雪混じりの雨が レールを 濡らした朝に
始発電車に飛び乗っていつもの場所へ
ああ 大好きな人の顔イメージしながら
思い出し笑いをするのが癖になった
あぶくのように わき上がってくる
たくさんの 記憶が心を埋め尽くす
愛する人のために 生きている毎日が
こんなにも まぶしくて幸せです
三番線の ホームにまもなく到着した 下り電車に乗った
窓の外は すっかり日暮れてオレンジ色
どうでもいいような会話も 大切な話になる
振り返る瞳の先に 君の笑顔が見える
ああ ありふれた一つ一つをかみしめたら
君の存在が僕の世界を見違えさせたよ
目を閉じてふいに消える君の姿
まばたきのほんの数秒が惜しくなる
愛する人に 愛されている 毎日は
無条件で僕に幸せをくれるんだ
移り変わる景色が 季節の流れに 花を散らすなら
大切なものを 離さないように 繋いだ手をたしかめた
ここにある幸せに 満足してしまうには
まだ知らない 明日がある その先には未来がある
行こう ずっと終わらない二人だけの旅
愛する人のために 生きている毎日が
こんなにも まぶしくて幸せです
三番線の ホームにまもなく
到着した 下り電車に乗った
窓の外は すっかり日暮れてオレンジ色。