詩人:どるとる | [投票][編集] |
あの星にふれたくて少し無理して背伸びして手を伸ばした
なだれ落ちるように弱さに負けたあの日の僕が抱いた焦燥
数々の後悔と 同じだけの懺悔
今は少しだけ遠い遠い昔話だ
持てるすべての 優しさを 持ち寄って
僕はただの ありふれた存在だと叫べば
見える世界が 昨日より開けてくる
今はまだ あやふやな覚悟
いつかは かけがえのない想いになる
今その手にある未来を守りながら
離さないようにぎゅっと抱き締めた
大切な人たちのイメージを思い浮かべたキャンパスに描いた
太陽のような笑顔が眩しくて乾ききった心に光を灯す
捨てきれない 幼さと対話しながら
答えを見つけようと奮闘してるんだ
瞳に映る世界は 少し掴みきれなくて
死にたいなんて言葉も常套句になるけど
そこにある 物語にはまだ続きがある
浮わついたり 空回りする情熱も
やがてさまになってくる
昨日も今日も明日も 未来はいつも
目の前に あることに気づいたよ
ぼんやりとした 輪郭で 笑ってるよ泣いているよ
見事なまでに寸足らず それでもここにいるよ
持てるすべての 優しさを 持ち寄って
僕はただの ありふれた存在だと叫べば
見える世界が 昨日より開けてくる
今はまだ あやふやな覚悟
いつかは かけがえのない想いになる
今その手にある未来を守りながら
離さないようにぎゅっと抱き締めた
そして やがて訪れる未来を 見据る。