ありふれた 幸せがやけに馴れ馴れしい世界で時計は神様の言いなり運命なんて凡庸な道しるべに頼って小説にのさばる知識に傾倒して見上げるべき空を手のひらで覆ってこんな世界は嘘だと言ったアスファルトを雨が打つ そのリズムに歩調を合わせ笑ってみよう 泣いてみよう 果ては狂ってみようこの 気持ちが明日もこの心にあるのならばここにあるすべては嘘じゃないよ。
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