詩人:どるとる | [投票][編集] |
駆け出したその瞬間から風になって
明日に向かって銃口をかまえる
夜明けは カーテンを瑠璃色に染めて
大きなあくびしながら君は目を覚ました
まだ見ない新しい物語が始まるといいな
君は扉のノブにもう手をかけている
僕の大好きな歌は 歌っている
ロックンロールはなり止まないって
放たれたらそのまま星になる勢いだ
リメンバー リメンバー
帰らない人の面影が雨上がりの
水溜まりに 映ってあの日を回想するんだ
4段式のリボルバーそのままの 勇気で引き金を引くんだ
撃ち抜くのは自分の弱さだ
込めるのは 弾ではなく 安いプライドか
否、違うよ
信念にも似た 覚悟だ。