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どるとるの部屋


[7884] スペースシャトルに乗せた夢
詩人:どるとる [投票][編集]


地球を飛び立ってかれこれどれくらいの
時間と季節が流れたのだろう

小さな頃のこと 思い出していたよ
「宇宙飛行士になるんだ」って

笑われた あの頃本当に宇宙飛行士になれるなんて
君は思いもしなかったんだろうなあ

手紙のやりとりもできないほど
遠い距離にいても二人を結んでる

声さえ届かない 電話も通じない
もしもし、聞こえるかい?

君を思うとき僕も君を思う
その時、二人の心はぐっと近くなる

心はいつもすぐ傍にいるみたいだな

スペースシャトルに乗せた夢を
今、僕は描いてるんだ あの銀河に

月を間近で 見たってさうさぎはいない
そんなことはわかっていたけど 本当だ

ガガーリン 地球は青かったよ
水と緑の楽園 人類には偉大な一歩

ゆっくりと 少しずつ確かに 進化と発展を遂げる未来 空にも手が届きそう

君にも見せたいよ 写真じゃなくて
僕が今見てる景色を配信したい

降るような星空の星のひとつになって
君の目にも僕が見れたらいいのにあ

君が空を見上げるとき僕はそこにいる
夜空に伸ばした望遠レンズに映ってる

今きっと目が合ったよ

君が見てる夢は 僕が見てる夢
託された思いを少しでも形にしたくて

スペースシャトルには 君と一緒に
乗ってるつもりだから

ほらさみしくないって言ったら
嘘になるけど 涙は帰るまで流さないと決めたの

手紙のやりとりもできないほど
遠い距離にいても二人を結んでる

声さえ届かない 電話も通じない
もしもし、聞こえるかい?

君を思うとき僕も君を思う
その時、二人の心はぐっと近くなる

心はいつもすぐ傍にいるみたいだな

スペースシャトルに乗せた夢を
今、僕は描いてるんだ あの銀河に

二人の夢を乗せたスペースシャトルが
地上を離れ 夢を宇宙に描いたよ

僕はどんな 言葉を残そうかな
今、密かに考えている。

2016/05/27 (Fri)

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