詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜も構わず走る列車は銀河を漂流
誰かのため息も背負い乗せていく
長い夢のあとの微睡みと休み前のときめきを混ぜ合わせたような
300と65日のストーリーが この街の一人一人がその手に持っていて
笑ったり 泣いたりしながら 夜が明けるのを息をころして待っているよ
その時々の気持ちに流される 心は船の舵のように 風まかせ
今日はどんな物語が僕に 待っているかな
さあ 迷わずに目の前の扉を押し開けよう
掟の上に世界があるなら神様は社会だ
出来合いの正しさを物々しく叫んでる
空に放つ風船に結びつけた宛名のない手紙に記されたあらすじのような
地球上でどれくらいの命が 今日だけでも生まれ消えていくのだろう
小説にあるようなハッピーエンド目指してページを読み進める
たとえばこの退屈極まりない世界に虹を渡すような 歌があるなら
声を合わせ歌おうよ
さあ目の前に描いた未来を 現実のものにしよう
悲しみだって喜びだって 一過性の嵐のようなものだ
過ぎ去れば 思い出話になる ならば今だけの痛みや安らぎに甘んじる訳にはいかない
300と65日のストーリーが この街の一人一人がその手に持っていて
笑ったり 泣いたりしながら 夜が明けるのを息をころして待っているよ
その時々の気持ちに流される 心は船の舵のように 風まかせ
今日はどんな物語が僕に 待っているかな
さあ 迷わずに目の前の扉を押し開けよう
日々新しい 自分になるために生きよう。