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どるとるの部屋


[7998] スマイル
詩人:どるとる [投票][編集]


君が笑ってる顔をもっと見たくて
僕は 明日も 君が泣いてても

笑えない君のために笑ってることが
君の支えになるんだと信じてる

自分のことで精一杯なのに誰かのために頑張る君を知ってるから涙を隠す必要はないよ

君のあたたかな手のひらが
僕の冷えた心を 包み込むとき
僕はあらためて君に感謝するんだよ

でもありがとうじゃ言い切れないな
それ以上の 愛をもらっているから
だからせめてつないだ手を離さないよ

落ち込んだときは多分お互い様で
下手な慰めなんて何の役にも立たない

きれいごとが嫌いな僕は 周りの優しい言葉に 耳をふさいだ

孤独だと思っていたけど 僕はただ逃げてただけだった

誰かから愛されるのが恐くて 孤独だと思い込んでただけ
さみしいときはいつもそばには君がいた

僕が笑ったら 君が同じように笑った
それだけで 世界から悲しみが消えたよ
単純な僕は すぐに上機嫌になった

どんな言葉なら返せるだろう
君からもらったこの愛のお返しは
愛で返すしかないと気づいたんだ

見上げた空に流れた星は物語を語る
星のひとつひとつが異なる物語を持っている
あの星はどんな物語を今夜語るだろう
吸ってた煙草が短くなったなら
灰皿にもみ消してキスをしよう

君のあたたかな手のひらが
僕の冷えた心を 包み込むとき
僕はあらためて君に感謝するんだよ

でもありがとうじゃ言い切れないな
それ以上の 愛をもらっているから
だからせめてつないだ手を離さないよ。

2016/06/30 (Thu)

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