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どるとるの部屋


[8000] 頭の上に物語
詩人:どるとる [投票][編集]


今日 できたことが明日もできるかな

ページは捲られていく 読む人がいる限りは

物語は 人の頭の上に 雨を降らし 陽射しを 落とし
風を吹かせ 光を 散らばして
日は昇り やがて沈み 数千の夜が過ぎ数千の朝を迎えた

活字は 降るよ 物語を読む人の頭の上に
でもこれは 読むのではなく理解すること

目を閉じても耳をふさいでも 意味はない

「世界はいつも僕と共にあるのだからね」

2016/06/30 (Thu)

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