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どるとるの部屋


[8138] コンビニ
詩人:どるとる [投票][編集]


コンビニの自動ドアをくぐったとき
見上げた夜空が瞳に飛び込んできた

いつもの見慣れてるはずの星空が
いつもよりきれいに見えるのは

僕の心がいつもより少しだけ
優しさを求めているからだろうか

雑な言葉で 適当に相づちをうつ日々
人に助けられるたびに不甲斐なくなる

自分が何もできないために人は何でもできるように見えるんだ

一体どうしたらいいのだろう
答えはいつもぬかるみの中

「愛されればうれしくて
傷つけられればそりゃ悲しくて
尖ったりもしたけど
それは心があるから」

コンビニの自動ドアをくぐったとき
見上げた夜空が瞳に飛び込んできた

いつもの見慣れてるはずの星空が
いつもよりきれいに見えるのは

僕の心がいつもより少しだけ
優しさを求めているからだろうか

持っていない愛を 求めているからだろうか。

2016/08/08 (Mon)

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