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orangestの部屋


[9] HaNaBi
詩人:orangest [投票][編集]

夕日が長くなった
この頃星の輝きと
夢のきらめきが増していくあの日の僕達も 夜空の
花火眺めては 君と
笑いながら歩いていた

夏夜のそよ風吹く
小川で短い時間
開いては閉じる思い巡る
昼間に流していた 涙さえ忘れさせてくれる
君は何処で見ているだろう

今年も綺麗な花火が
舞い上がる 明日への
不安や迷いかき消すように君と別れを告げた
いつかの夏の日

いつでも必ず諦めない
からと叶いもしない
約束を信じ続けているよ
今も明るく笑う
同じ道の上


すべては過ぎ行くけど
戻らない きっとそんな
日がくること知らずに
生きてきたよ
小さなこの手を握って
胸に込み上げたのは
悲しみなんかじゃなかった

今宵は思い出の花を
咲かせましょう
どこまでも遠く君へと
届く未来 だから淋しい
なんて思ったりしないよ

一緒にいることで
受けとめた優しさ
何時の間にこんなにも
大きな力をくれた?
ほら大きな花火またひとつ


今年も綺麗な花火が
舞い上がる明日への
不安や迷いを
かき消すように君と別れを告げたいつかの夏の日

一緒にいることで
受けとめた優しさ
何時の間にこんなにも
大きな力をくれた?
ほら大きな花火もうひとつ

僕達の行く末照らしながら

2007/11/02 (Fri)

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