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gofの部屋


[25] fui
詩人:gof [投票][得票][編集]

雨伝いに聴いたジョニミッチェル

寂しいの色とアスファルトと
子供の鳴き真似のネコ

ぼくならば 都市の片隅で 荒ぶって

知らない街のプラットホームで

ヒトと 死と光のブルースが点滅する海原で

夜が来るまで 朝の毛布に包まったまま

罪は罪で 忘れ去って

焚かれた線香の誘いで 夜夕闇の夢で

「誰かを愛したい」束の間の願いで

煌めいた 気がしたそれは

無意味で 無味 蒙昧な視界に在って

それでも 救われたよ なんて

誰かが云った 気がした

2018/11/23 (Fri)

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