この掌に うらはらな深淵と星 太陽と月きみの笑顔なら 花束といつかの海に捧げた言い訳は 常套手段本当は 誰にも知られてはいけない季節の変わり目に胸に手を当てた誓いは金砂のように闇に散らせてガラス細工に塗してまだ 未だに 隠し持っているいつかの海 いつかの町いつかの恋 いつかのキスまだ 未だに 追憶に今日に 瞼の裏に隠し持っている
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