ホーム > 詩人の部屋 > 壬治の部屋 > 投稿順表示

壬治の部屋  〜 投稿順表示 〜


[141] プレイガール
詩人:壬治 [投票][編集]

さいごの言葉はあっけなかった
引きずる未練隠したまんまで
演じきった僕をだれか褒めてくれないか

でもどうせなら今までの不満
ぜんぶブチまけてやるんだった・・・
プレイガールを気取る君が今さら
こんな本音に傷つくわけなどないだろう

2015/11/19 (Thu)

[142] 赤い糸の伝説
詩人:壬治 [投票][編集]

まどろみに沈みがちなんて
詩的な表現は
ふさわしくないね
もっともっと
もっとドロドロで
真っ黒な沼みたいな蟻地獄

ヘドが出そうなこと
腐りかけてるもの
塞ぎきれないすべての風穴

騙し絵に騙されつづけてる
たぶん叶わない恋をしてる
太陽に嫌われる
運命を呪ってみる

こんなんじゃ絶対に
鍵探せない
見つからない!

あのドアを蹴破って
ヒーローが現れても
きっと言うでしょう
「きみは助け甲斐がない」

できそこないだよ僕は
できそこないの笑顔で
その場しのぎでやり過ごす
でも涙は心まで
ごまかせない

どうして今夜も
一人きりなんだ?

絆がほしいよ
だれかと繋がれる
赤い糸のようなもの
ドラマか映画みたいな恋

切れても切れても
結ばれる運命の
強く惹かれあう誰かを
真剣に求めてる

2015/11/19 (Thu)

[143] Ocean
詩人:壬治 [投票][編集]

失うまえに手離して
傷つくまえに壊してしまう?

不器用なくせに世渡りなんかして
いい加減な着地点探して
でも上手くいかなくて

寸足らずな勇気がところかまわず
はじけて散らばった夜

きみの中にいるきみを
たまには信じてみなよって
ぼくの中にいるぼくがたぶんそう言った

罪悪感を舐めるように
なんとなく心を削る日々の暮らしで
目の前にいる誰かの
気持ちさえもよくわからなくなる

だから言葉がほしいよ
行動がほしいよ
自分が思う以上に欲深な深層

飛び越えた先のその海で
明日の風をあびて泳ごう
涙をぜんぶ隠して笑うんだ

過去も未来もしょっぱさに
溶けだしたらきっと

2015/11/19 (Thu)

[144] デイドリーム・ビリーバー
詩人:壬治 [投票][編集]

すばらしい夢をみよう
おわらない夢をみよう
醒めない夢ならそれも
現実のひとつだろう

2015/11/19 (Thu)

[145] Unruly Gamblers
詩人:壬治 [投票][編集]

人生なんてギャンブルだから
賭けたいほうに賭けるだけ

恋だっておんなじ
好戦的な瞳

思いのままに飛びこんだなら
あとのことは知らない

なるようになればいいじゃん!!!


2015/11/19 (Thu)

[146] LOOP
詩人:壬治 [投票][編集]

昨日もおとといも同じこと考えてた
だから、明日も明後日も多分
同じこと考えてるんだろうな

堂々巡りのトラップ
自分に嘘つきつづけ
なかったことにして、いっそ
何でもなかったことにして

どうでもいいだろそんなこと
言い聞かせても、それでも
やっぱりこんなに悩んでいる

つまり。答えは既に。出ている。

2015/11/21 (Sat)

[147] 死角
詩人:壬治 [投票][編集]

生き甲斐も死に甲斐もわからずに
ひたすらにこじつけてみるも
ときどき思い出したように
孤独に気づいてる・・・こわくなる

もしここに君がいてくれたなら
ためらいもなく泣けたかな?

2015/11/21 (Sat)

[148] クズの清算
詩人:壬治 [投票][編集]

抗うこともせず
逃げ出したことを後悔している

ここで終わるのも
明日終わるのもおんなじだし

懸けるだけの日々が
あると知りながら
目を閉じ耳を塞ぎ
なかったことに変えようとしてた

気弱な昨日はもうバイバイ
たくましくなりたい
だって君を守りたいから!

2015/11/21 (Sat)

[149] FRIEND
詩人:壬治 [投票][編集]

彼女はただの友達-たぶんずっとそう
今日も明日も明後日も
朝でも昼でも真夜中だって
死ぬまできっとこのまま-シンプルな関係
真実を伝えられない友達
彼女はただの友達
友達以上にはなれない友達。

2015/11/28 (Sat)

[150] 愛がこぼれる
詩人:壬治 [投票][編集]

ゆらめく手元の炎が
二人の顔を赤く照らし..

ほんの一瞬の
笑みがこぼれる

あなたが火をつけた

この途方もない恋にも

すこしの空白のあとで
真っ暗な現実が
押しよせる..

今ならあなたと
いけないことが出来るね

2015/11/28 (Sat)
202件中 (141-150) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 21
- 詩人の部屋 -