詩人:壬治 | [投票][編集] |
あんまりだよ
とてもとても痛いんだ
あのときその芽を摘まなかったのを後悔している?
今更嫌いとはいわないで
置いてかないでくれ
孤独と知りながら
期待させる君
なんて酷な時間なのか
無知な自分と無力な現在
嘆いてばかりの今は疼いても
少しずつほんの少しずつ
生きる理由になっていたはずだった
あのときつぼみを約束した君が
開花した途端
そっぽを向いたのは偶然なのか
あんまりだよ
目も合わさずに
ここで終わるのは恋か人生
それとなくただ漂う時間
これからの結末なんてきっと
誰にもひとつも分からない
詩人:壬治 | [投票][編集] |
すべてを捨て去っても
好きと言える思いが
そんな感情こそが
もし運命だとしたら
なんとなく違うの
今ではないの
まだまだ先なの?
わかんない
考えれば考えるほど
現実感が遠ざかり
荒野にたたずむ
美しいけど
たやすく触れられない
深層は覗けない
上手くいかないことのが
人生は多い
詩人:壬治 | [投票][編集] |
勝ち負けなんて関係ないよね?
闘う意思が重要で
せめてものファイティングポーズ
それは通過儀礼だったり
ひとつの様式美でもある
瞳に苦悩と憂鬱を押しこんだ
みんなにバレないように
うつむいて伏せたまま泣いた夜
死ぬまで試練はつづいてくんだろう
でもこのまま終われる筈はない
詩人:壬治 | [投票][編集] |
これまでのことを振り返ってみて
もしあなたが彼女のことを
まっさきに思い出すなら
二人はきっと上手くやれたはず
素直になるのも才能だって
誰かが言っていた
詩人:壬治 | [投票][編集] |
夢の中でさえ悪態をついてたけど
この頃は素直に返事を返したりしてる
これだけでも凄い進歩だね
そんな些細なことにちょっと満足してる
日々進んでる何も変わらないと
嘆くような情況でもきっと心は成長してる
あなたにだっていまなら目を見て
別れを言える気がするよ
詩人:壬治 | [投票][編集] |
たぶんあの時はどうかしてただけ
悪魔に取り憑かれてただけ
なにかを傷つけたい気分だっただけ
たまたまそれが君だっただけ
代償のようにさいごの微笑みが
呪いみたいに脳裏に焼きつく
言葉はいつも心を裏切る
頭の中の地図は完成しないまま
詩人:壬治 | [投票][編集] |
向かい風はやがて追い風に
追い風はまた向かい風に
きまぐれな空と宇宙の星
ありふれた時間
今しかない、今
瞬間が紡ぐ奇跡
天地創造、森羅万象
ありとあらゆる
この世の不思議
有象無象の命と愛と言葉
けれど確かだ
ただ一つ魂の在り処
もっと聞かせたい
メロディーがあるよ
ここにはそれが溢れてるんだよ
目を開いてなお夢見るために
目を閉じてまた夢がはじまる
あらゆる天使に囁きかけて
道標を探すように
月も太陽も、いつだって
微笑みかけている
目に見えない力と
たくさんの奇跡が重なりあって
ぼくらは宇宙の中で
生かされていると
~God's in His heaven.
All's right with the world.~
長い長い詩を刻むように
心をこめて足跡をつけていけ
すべてが一瞬で
崩れ去ることもあるが
解っていても積み上げてくれ
世界の厳しさも
やさしく微笑む瞬間も
いとまなく続いてる
きっと君とも繋がっている
詩人:壬治 | [投票][編集] |
いつもの気まぐれじゃなくて?
これがほんとに終わりだって?
過去と未来が入りまじる
不思議な夢をみてた。。。
舞いあがる心は不時着
恋を知れば傷つくとわかってても
つらいもんはつらい
泣けるときは泣いて
笑える日に笑おうよ
おそろしいほどシンプルな結論
それでも干からびたまんまじゃ
歩き出せない
想いを潤すのは誰かの愛
途惑いをほどくように
なぜかひとすじの涙がこぼれたよ
いつだって分かりきってたこと
これからのことを考えたいね
詩人:壬治 | [投票][編集] |
勘違いが膨らんでそれだけで走り出してた
言葉の奴隷に成り下がった日
今更あとには戻れない
何もなかったようには振る舞えない
心のかさぶたが剥がれる音がした
へっちゃらなんて、ウソでも言えない