詩人:壬治 | [投票][編集] |
ハートなんていらない
傷つくだけなら
脳みそなんていらない
苦しみだけが
すべてなら
愛がそこに在っても
ぜんぶ拒むひと。
言い訳を禁じても
出せる答えに
限りがある
もしこれが世界の
すべてなら
私とっくに死んでしまってるよ
ときどき隠した
本音をみせて
ほんとに言いたいことは
やりたいことは
なに?
もう少しだけ息をして
それなりの真実探りあて
分厚い鎧をここで燃やして
いまは預けて
ひとときお休み
だってそれが世界の
すべてなら
幸福という言葉は生まれない
期待も希望も
どこにもないなんて
そんな台詞は
決して言わせない
詩人:壬治 | [投票][編集] |
その深淵に
痛みを抱いたままで
眠りの中で
目覚めずに居たけど
あなたの言葉が
もう一度
朝をもたらしてくれたよ
幸せを知りたいって
そう思える日が
きたよ
詩人:壬治 | [投票][編集] |
二択じゃ世界を納めきれない
うんざりするよな今日の空
それでも日常は止まらないから
馴染みの顔をセットしよう
おんなじ言い訳繰り返したくない
とか言いながらまた躓いてしまったり、、、
ひたすらに飽きたからこんな日々
ぶち壊して飛び出す心のままに!
いっそすべてを剥ぎとって笑え
無難に纏めたがる性分を殺せ
むしりとった果実踏みつぶす前に
どうせならその味を確かめてごらん
本当は諦めたくなんてないでしょ?
足りないのは世界を認める勇気
無い物ねだりを極めるのなら
手に入れるまで足掻く努力をしたい
詩人:壬治 | [投票][編集] |
ブキヨウモンとヨワタリジョーズ
勝敗のみえるレースがつづく
感情の箱に振り回される
暗くなったりまた光がさしたり
だけどこのままゆくしかないよ
心も体もワタシの一部なら
ひらめきをちょうだい
愛してると云いたい
おなじ歌を口ずさむ
それはありふれた幸せ
大事なことはすぐそばにあった
失くしてなんかないの
知らぬまに目につかぬ場所に
追いやっていただけ
「どうせ、」とか「でもやっぱ、」
言い訳ぜんぶ省いてみたら
さいごに残ったホントの気持ち、
だからこのままゆけばいいんだよ
魂が導くはずのその先に
駆けだして今すぐに
これからでも間に合うよ
なにげなく呟いた言葉
くすぐりまた少し心揺らせば
大事なものはもう既に持ってた
壊れてなんかなかったの
どうでもいいフリして自分を
諦めさせていただけ
走り出してもいいでしょう?
鼓動を刻む素直な命と
あるがままをここで
受け容れる強さを
抱きしめてもいいでしょう?
温もりは想いを加速させる
このままこの道をゆくだけ
すべての人への贈り物
弱った時にはこの歌を思い出して
詩人:壬治 | [投票][編集] |
世界と歩幅を合わせなくていーよ
みんなのものさしとお揃いにしないで
きみの世界観がぼくはとても好き
きみのきみらしさが損なわれると思ったら
たまにはそこから逃げてもいーよ
きみの夢の話がぼくはいちばん好き
まわりと同じようにしなくていーよ
オリジナルを恥じたりすることないよ
倒れそうなときは合図して
いますぐ飛んでいって抱きしめるからっ!
詩人:壬治 | [投票][編集] |
うぬぼれテリトリー
真っ白な空に恋
ハルシオンをおくれよ!
黙ったまま頷く君
シナモンの薫りが
運ぶ朝のおとずれ
誘惑の熱視線
僕は歌を詠んだ
エゴイストたちの
独断と偏見の
世界のパズルと
答え合わせの裏で
気持ち八分目
ゆらゆらと彷徨って
けれど確実に
上向いていく心
その在り処にきっと
気づいていながら
ずっとずっとずっと
無視して蓋してた
恋心ひっそり
気づかれないよに
何でもない
どうってことない
そんな呪文唱えてた...
今日から僕は変わる
きっと変われるのさ!
変わりたいんだもの!!
すべてを捨てて
新しい何かを
得たいと思ったのさ
笑われようが傷つこうが
恥かいたって
見事にずっこけたって
信じることに
突き進む奴が
馬鹿でいちばん
カッコいい気がしたのさ!!!
詩人:壬治 | [投票][編集] |
遺書(ユイゴン)の内容は決めている
書き出しは恐らく
あなたのことから...
さようなら、より「ありがとう」?
大好きでした
"また。来世!"
言葉より心で繋がれる
そんな気持ちがイイですね
詩人:壬治 | [投票][編集] |
淀みなくつづく今夜の空も
気まぐれに月を浮かべ
キラリと笑う
そばに寄りそう星屑のように
あの街のどこか眠る
貴女を想う
現実よ、お休み。
夢におはよう
生まれ変わるよ
新しい心を抱いて
こらえた泪を存分に流したら
突き刺してもっと
強くはげしい言葉で
生まれたそのワケを
生きてくこの意味を
愛することの意義と
愛される日の意志を
詩人:壬治 | [投票][編集] |
開き直った心に吹き抜ける
透明な風が輪郭をなぞる
時に向かい風、今日は追い風
うまく表現出来ないけれど、、
貴方は私の未来を
取り戻してくれた人
大切な何かを
気づかせた言葉たち
生きているから
ときには翳りそうになるけれど
ほんのりと光るのは
今がこんなに自由で愛おしいから
見慣れ過ぎてオブジェと化した
空気の様なその優しさも
私を取り巻く世界の一部で
私を甘やかす要因の一つで
ひたすら励まし癒してくれる
最後の最期の砦だから
詩人:壬治 | [投票][編集] |
鎖引きちぎってもうすぐ
ここから出られる
明日の風をすなおに
抱きしめてみたい
星を追いかけて
ひとつ飲みこむたび
夢が叶うといって
おまじないをしてたね
少女の日を謳え
少年の日を愛せ
恋するほどに強く
つよくなれると知った今も
ハートのなかは
世界と連動してる
共鳴してるの
それはみんないっしょ
だからまた
波風も起これば
時折ざわめいて
せつなかったり
泣きたかったり
でも痛みも通りすぎれば
過去のことになる
そういうもんだよ
登るはしごが
見当たらなくても
この羽があればいい
月までひとっ飛びで
その枷を彼女が
無力化したように
わたしも誰かの
助けになると信じて
いつかはどこかで
終わってしまうけど
それ故のコイゴコロ
この瞬間もまたいつか
振り返る日になるの
笑顔作るため
砂粒をかきあつめ
愛でかためてここに
形あるマコトを