詩人:壬治 | [投票][編集] |
死のうが生きようが、かまわないはずさ
世間はそんなこと興味無いんだから
妄想癖があろうが
こっそりポエマーだろうが
マイノリティだろうが、どうでもいいことさ
壮大な夢があるんだ
叶えたいものばかりなんだ
信じられるんだ
もっと知りたいと思うんだ
一瞬でも指に触れたなら
その感触を、知ったなら
それはもう既にリアルに踏み込んでいる
君にとって幻だろうが、かまわないさ
ぼくにとっては現実だから
すべてが真実
いま、すべては真実
ぼくは行く。この謎をのこして
やりたいことをやりに行く
生きてやる
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すべては肯定からはじまるの。
さいごに出来るだけ
いい夢を見て
そして眠れたなら最高でしょ
そしていい夢を見るためなら
おまじないでも迷信でも
何だって信じるに決まっているわ
何だってやってみるに
越したことはないわ
捨て身だと君が笑う
でもどうってことない
愛するには心さえあればいい
それで十分足りているから
諦めたりなんかしないで
詩人:壬治 | [投票][編集] |
真夜中は格別。
願えばねがうほど
星に届きそうな
そんな錯覚を起こす
果てはゆめの海
めぐりめぐるリフレイン
高いプライドを
へし折った
何気ない言葉と
瞳の奥の気づき。
ソトミばっかり
気にしてちゃあ
やりたいことも
できないのです
理由ばっかり
こだわっていたら
いつまでたっても
進めないのです
戸惑いをほどけ
その先にあるものは
たくさんの初めて
少しの冒険
愛するために
愛されるために
この胸のなかで育つ
真実を頼りに
ぼくは受けて立つよ
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欲しいのはあなたを
引き止める強引な力より
不意に振り向いてしまうような
やさしいメロディー
思わず微笑んでみたくなる
そんなすてきな言葉
世界の素晴らしさを
語って聞かせずとも
ひとつの愛情が指し示すはず
その目に映す一瞬の光景が
聞こえる吐息が
肌に触れるすべてが
ここでの生をより際立たせる
すてきなものがたくさん
溢れていることを
あなたは知らない
ただそれだけのこと
すてきなものに
たくさん出遭うことで
生きていてよかったって
思える日がいつかきっとくる
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ポーズとらされて
ここにいるだけならね
猿にだってできるはずで
こんなの欲しい
結果ではないわ
いまを吐いてすべて
溶かしてしまう
淀みなくつづくこの
メロディーと
湧き上がる感情
ひとつ残らず言葉には
できずとも
唯一の自分の
自分たらしめるポリシー
あの渦に飲み込まれる
常識をコピーする
それが社会の
通過儀礼なら
みなを見送るだけのこと
失敗も成功も
ありゃしないわ
ここにあるものは
自分の色に染めたい
染めて染めていつか
これがあたしと
きみが頷く夜を
夢見ているの
なんてかわいいの
後悔は未来で
すればいいでしょ
退屈な日常を蹴破って
終わりよければ
すべて良し
乗り遅れても
次の列車が来るわ
詩人:壬治 | [投票][編集] |
ふりあげた拳で何を壊そうか
その指先でどんなものを創るのか
守るも傷つけるも一瞬
すべては委ねられたこと
なら、これからをそんなに
悲観することもない気がして
開け放った窓辺から
差し込む光と頬刺す風
ひんやりと、現実を知っても
今日だってまだ呼吸している
あの日の涙を笑顔に変えたい
それだって立派な生きてく理由
生きたい理由
もう少しあとほんのちょっと少し
藻掻いて息継ぎをマスターするんだ
詩人:壬治 | [投票][編集] |
燃え盛っていたはずの
あの情熱が
本能が求めた幻想は
憂鬱の風にかき消され...
最後の炎、はかなく滲む
愛したひとの
シルエットが浮かぶたび
僕らはすこし...
戸惑いを知るけど
どうせならば
こんな場所じゃなく
満足できる終わりに
初めて頷きたいだけ
ボロボロになるまで...
ぶっ倒れるように
沈み込んだベッドの
奥に待つ夢想へ...
ライラック色の空
誓いごとずっと遠くに
忘却の彼方に...
ぜんぶぜんぶ放り投げ
自分のことの総てを
コントロールできずとも
感情の渦に飲まれる
そんな日も許したいだけ
そのまま泳ごう...
逆行のストレンジャー
それはそれで思い出の
一部になるから
どうせならば
ツマラナイ現実よりも
望んだ夢の中で
死なせておくれ...
愛するひとのために
活かしておくれ...!