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はちざえもんの部屋


[113] 遺言
詩人:はちざえもん [投票][得票][編集]

彼女が写す写真にはいつも人がいる。
痩せ衰えた腕をしゃんと構えて
今日も彼女はシャッターをきる。

彼女の切り取る風景は笑顔がいる。
日に日に衰える体を支えながら
今日も彼女はシャッターをきる。

「元気だったあの頃には見えなかった景色が、今は見えている
世界はこんなにキラキラ輝いている

だから、これからも生きる皆には
それに気が付いてほしい」

そういって彼女は笑いながら泣いた
痩せた腕にカメラを抱きながら

2008/03/01 (Sat)

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