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春菊の部屋


[12] 無題
詩人:春菊 [投票][編集]

無くしたはずの記憶が
瞼の裏側を
通り抜け
どきりとした


軽はずみな言葉も
おざなりな優しさも

必要ないけど


かける言葉も
かえす表情も
見つからないまま


君の強さほど
僕は何も知らないんだと
思い知ったんだ

2006/05/27 (Sat)

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