詩人:花 | [投票][編集] |
こんなはずじゃ…
なんて
言い訳にもなりやしない
何やってんだ
私
いい加減 目を醒ませ
コンタクトレンズ
微調整
両眼共 1.0
見えてんだから
見なきゃいけんでしょ
脳に送る信号
心に伝わる感情
照合し認識しなきゃ
始まんねぇわな
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偽物がなんなのか判らなくなってきて
本物ってなんなのか判らなくなってきて
結局は
自分に都合のよいものが
本物だと
信じているような
願っているような
受け止めるって
受け入れるって
難しい
あの子の言ったことは
真実なのだろうか
本物と真実は
違うのにね
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「何処か知らない街に行こう」そう言って手を差し伸べた君に
「出来るわけないじゃん」と笑った私の
「だよな」と言った君の声色
空を駆けるトナカイと無人の雪車
乗り遅れたサンタはまだ家の中
雪
雨
霙
あの日から
出来なかった言い訳が嫌いになった
手を取って逃げ出せばよかった なんてのは
逃げ出せなかった自分への言い訳
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あなたは私の太陽だった
燦々と降り注ぐ太陽だった
あなたは私の月だった
暗い夜道を照らす月だった
あなたは私の風だった
雨雲、雪雲を吹き飛ばす風だった
あなたは私の海だった
すべてを受け止めてくれる海だった
あなたは私の家だった
暖かいスープのような家だった
あなたは私のすべてだった
ひとつの
たった一つの真実だった
2004.12.12