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雨蛙の部屋  〜 投稿順表示 〜


[62] 想いを彩る言葉達
詩人:雨蛙 [投票][編集]

僕に出来る事は
少ないけど
君の為に言葉を探すよ
ちゃんと伝わる様に
想いを彩る言葉を
今日も明日も
探し続けるよ


正しい答えなんて
解らないし
そんなモノは
無いかも知れないけれど
ずっと探し続けるよ
想いを彩る言葉達を

2006/10/16 (Mon)

[63] 涙の度に願う事
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涙を流す度

己の弱さを知り

涙に濡れる度

己の脆さを知り

涙を拭う度

強さを探す

そう在れる様

己の心に請い願う

2006/10/17 (Tue)

[64] 秋空の下 友を想う
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幾重にも色を重ね
暮れる秋の空
夜の訪れが
日毎に速くなり
月明かりの下
共に歩く
薄く伸びる影に
進む道を別った
友を想う

2006/10/18 (Wed)

[65] 何時か巡り合えると信じて
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時の雫を照らしだす光
月は揺れながら
満ちては欠けて
巡る世界
この何処かに
たった一人の君がいる
何時か巡り合えると信じ
日々は流れる

2006/10/19 (Thu)

[66] PC mind
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いつの頃からか
フリーズしてしまった心
ウイルスでも無く
エラーも無い
ただ
ただ動かない
いつの間にか
当たり前になっている
変化を求め
変化を恐れ
変わりたい
変われない
フリーズしたままの心

2006/10/20 (Fri)

[67] らくようの頃
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落葉の頃
思い出は優しくて
笑みが零れる
冷たい風さえも
優しく思えるほどに
ひらひらと
舞うように落ちる葉
その一枚一枚に
思い出は重なって
降り積もっていく


落陽の頃
思い出は悲しくて
涙が零れる
緋色の空さえも
暖かさを失うほどに
ゆらゆらと
揺らぐように落ちる陽
その一欠片一欠片に
思い出が重なって
沈み暮れていく

2006/10/21 (Sat)

[68] 手繰る想い
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放しては
手繰り寄せ
離れては
手繰り寄せ
を繰り返し
何時かは僕の処へ
ただ
望みを込めて
ただ
願いを込めて
まだ見ぬ君に
想いを寄せて
今日も
手繰り寄せる事を
続けるよ

2006/10/23 (Mon)

[69] 笑顔で君にサヨナラを
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一つの恋が実を結び

一つの恋が散って行く

「仕方がない」と

言い聞かせ

自分を騙し想いに鎖を

涙を隠し心に鍵を

笑顔で君に

「おめでとう」

心で君に

「さようなら」


2006/10/23 (Mon)

[70] 黒雲の牙
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漆黒の空がうねり

雲海が波打つ

怒号のごとき雷鳴は

雲間を飛び交い

黒天に碧閃奔る

山間に響き渡る

大地揺るがす轟音

大樹はぜ裂け

天雷一閃

黒雲の牙

2006/10/24 (Tue)

[71] 天空への憧れ
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理由など
ありはしない
ただ
居心地の良い場所を
飛び出して
たった一人
誰も知らない所へ
無力さと
消えてしまいたい程の
不安を抱え
たとえ真っ逆さまに
大地へ
叩きつけられようとも
僕は大樹の枝先から
未熟な翼を広げ
あの高い空へ
足を踏み出すよ


ただ天空への想いを胸に

2006/10/25 (Wed)
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