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雨蛙の部屋


[184] 秋雨と想い人
詩人:雨蛙 [投票][編集]

灰白色の雲の下
何処までも静かに
ただ静かに
降り続ける
孤独と優しさを
纏う秋雨が
想い人と重なって
心の奥がざわつき
どうしようもなく
逢いたくなる


身体に触れる雨粒が
細く冷たく
肌を流れ
ざわつく心を
優しく鎮めた

2008/10/01 (Wed)

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