詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
非を認めます
自分の過ちを
自分の愚かさや汚さを
全面的に認めます。
だから私をこんなに
狭い、暗い、寒い
怖い孤独にしないで下さい。
言い訳にする訳ではないけれど
幼い頃の記憶はね
みんな曖昧ながらも
周りに大切な誰かがいるから
ツキハギにも覚えているけれど
私は幼い頃の自分がぽっかり穴の開いたように無いのです。
まるで愛されたくて泣くことしか術がない
小さい小さい赤子のように
あなたの腕にしがみついて
生きてく術を見つけてゆく。。。
もし目が覚めて
あなたが居ない朝を迎えたら…
私はどうなってしまうのだろう。
考える事を辞めたい
でも
勝手に考えは止まる事なく駆け続け
考え悩みぬくことに耐えきれず
またあなたの腕を求める。
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後悔してるだぁ?
ふざけんな
反省もできないくせに後悔なんて口にすんな。
『あなたがやれって言うかと思ったからしたのに…』
はい??
自分で自分のケツ
拭けなかっただけじゃねぇか。
私の選択は正しかったはず…。
だったら今更ウダウダ言ってんなよ。
私は今更な嘘や言い訳が大嫌いだ。
自分で大事なもん見失ったくせに
後悔やら、あなたがとか、ウダウダしたり
ふざけんな!ぶっ飛ばすぞお前!!
そういうのは大嫌いなんだ!!
…だから、こうしていつも私は私を戒める。
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ちゃんとバイバイって言って終わりにして。
僕の目をちゃんと見ながら終わりにして。
その伏せたままにした二人の写真を処分してから、ちゃんと終わりにして。
僕が君にした最悪な事を教えてから、ちゃんと終わりにして。
君の中にちゃんと僕が居たのなら、ちゃんと終わりにして。
君が確信したなら
ちゃんと終わりにしよう?
君の事が大好きだったから。
君との事が大切だったから。
君と一緒だった思い出が大事だから。
だからちゃんと終わりにしたい
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本当はすぐに済んだのに。
明日も明後日も
これからもずっと一緒に居ると意地張って
気付いたら
明日、明後日…と、君が離れていった。
もっと早くサヨナラ済ませておけば
こんなに遠くまで離れてサヨナラしなくて済んだのに。
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明日から何しよう?
もう仕事終わりに
お前をバイト先まで迎えに行かなくなるから。
でも何で車なんて買ったんだろう?
確かお前がこれから冬になるからバイク寒いって言ったから。
以外とバイクもしっくりきてたけどなぁ。
確かに夜風は寒いけど、背中は暖かかったし。
二年経ったら車、車検じゃん。貯金しなきゃ。
車検代、お前が出すって言い張ってたなぁ。
だからお前が欲しがってたサンルーフ付きのバンにしたのに。
…まぁ、いいか。
でも明日から何食べよう?
ダメだ。何にも浮かばない。
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綺麗な 綺麗な 環七のネオン。
いいね、恋人達のクリスマスって感じが。
私もこの日に貴方と歩けてよかった。
クリスマスって本当特別な日だよね!何だか何も無くても嬉しいの
…でもアンタ
環七ラーメンばかり見て、うまそ〜!やら食いて〜やらつぶやいてやがる。
ちょっとどこ行くの?
はい?
濃厚豚骨麺?
ここでご飯??
ケーキは?
ディナーは?
ましてやデートは??
うん、確かに
何も無くてもいいって言ったけど…
白濁スープでホワイトクリスマス?何じゃそりゃ!?
こっちは白けて白けたホワイトキッククリスマスだっつ〜の…
こんなにつれない私のサンタさん。
いっちょアンタが白濁スープの濃厚ダシになってみるかい??
merryChristmas!Mr.white soup
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何事も変える事なく
何事も変わる事なく
ただ
永遠に歌は鳴り止まず
ただ
永遠に時は進み
ただ
無限に開かれぬ道。
馬鹿と知恵熱は
きっと誰かが治してくれる。
しかし
孤独と心のシミは
医者でも何でも治しちゃくれない。
ただ
明日と言う名の光指す方向に
ひたすら歩くしかない。
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いつもそうやって
私の冗談に付き合ってくれなくてドライだから
昨日は変な夢を見たよ
貴方と私が満席の沖縄行きの飛行機に乗って墜落してゆくの。
救助用具の浮き船が足りなくて、私達二人は子供用の船で海に漂流するの。
まるで貴方にはミスマッチのピンクの船。
漂流し続けて私は貴方に『今日の夕飯お刺身でいい?』って聞くの。
そしたら貴方が苦笑いで『魚しかないだろ』ってツッコんでくれる。
こんな事話しても
また貴方はそっぽ向いてしれっとするけど
私は何だか今日は幸せな気持ちでいられそう。
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雪が降っても降らなくても毎年同じ。
私がね、毎年この日にこだわる事。
枕元にはサンタクロースより神様への手紙を書くの。
着せかえ人形も、
ファミコンも、
ケーキやお菓子もいらないから
朝目覚めたら横にお母さんが寝ていますように…。
突然の12月の病がね、私のお母さんを連れて行ってしまったから。
恋人ができても
大人になっても
子供を産んでも
私のお願いするモノは変わらない。
今でも
窓の外の家の灯りが、笑う子供達の声が
うらやましくって仕方がなかった…。
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舞い上がる煙に
黒い人達の列
今日はお前らみたいなヤツのために
こんなにも沢山、
人が集まってくれた。
エンジンの灼け焦げた臭い。
頬に広がるアスファルトの温もり。
常にフルスロットルで地を鳴らし走り続けたお前ら。
きっとお前らの横には
涼しげに爪先で歩く黒猫。
燃える鉄のボディ
もう鳴らす事のない排出音
まだ旅は続く
きっと今日からが本当の旅路。