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まとりょ〜鹿の部屋


[147] 手。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][得票][編集]

二年前に貴方がくれた指輪は
私の指で黒ずんだ。

デッカい石が入った、豪華なもんをあげる

貴方は私の指輪を見ながら笑った。

私は首を横に振る。
貴方の手を私の手に重ねながら。

お互いカサカサになった手の感触
確かめ合った。

二年ってあっという間だね。
ほら、二年前とは違う指。

指輪なんか似合わない手になったけど、
私は今の自分の手が気に入っている。

これは毎日家族を守ってきた手なので
私は今の手が気に入っている。

たまには宝石よりも綺麗な手だと誉めて。
と、言葉の宝石をねだる私。

2006/07/07 (Fri)

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