詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
君をいつの日からか好きになったんだよ。
なんでと聞かれてしまうと困ってしまう。
楽しそうに話すユーモラスなその話題に
君の心の中を勝手に覗こうとする僕が居たんだよ。
寝そべった砂浜。
見上げた夏の熱い日差しに
いや、横目に映る君の素肌に
僕はまた恋をした。
とっても温かい目頭を両手で静かに覆えば、
君が楽しそうに笑う。
君が嬉しそうに笑う。
君をすぐ近くに感じてくるんだ。
今年の夏もきっと
僕の君への本心を打ち明けずに終わる。
だけど多分それでいいんだ。
君が笑う。
僕も笑う。
それが何よりの幸せだと、ずっと秘めたい夏の気持ち。