ホーム > 詩人の部屋 > まとりょ〜鹿の部屋 > shy。

まとりょ〜鹿の部屋


[149] shy。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

君をいつの日からか好きになったんだよ。

なんでと聞かれてしまうと困ってしまう。

楽しそうに話すユーモラスなその話題に

君の心の中を勝手に覗こうとする僕が居たんだよ。

寝そべった砂浜。
見上げた夏の熱い日差しに

いや、横目に映る君の素肌に
僕はまた恋をした。

とっても温かい目頭を両手で静かに覆えば、

君が楽しそうに笑う。
君が嬉しそうに笑う。
君をすぐ近くに感じてくるんだ。

今年の夏もきっと
僕の君への本心を打ち明けずに終わる。
だけど多分それでいいんだ。

君が笑う。
僕も笑う。

それが何よりの幸せだと、ずっと秘めたい夏の気持ち。

2006/07/09 (Sun)

前頁] [まとりょ〜鹿の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -