詩人:夢姫 | [投票][編集] |
かゆい かゆい
その硬いものを
無理やり剥ぎ取ったら
赤い 丸いモノが出てきた
やがてその
赤い 丸いモノは
楕円になって流れた
かゆい かゆい
ちょっと不幸せ
かゆい かゆい
ちょっと幸せ
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
拝啓 あなた様
今日というこの日は
私にとって忘れられないものとなりました。
あなたのそのお口から
「×××」
そんな言葉が聞けたなんて
ああ 夢みたいね
透き通るような雫が
頬を伝うのもわからなかったの
思い描いていた日常が
たった一言で崩壊
瞳を閉じれば
安らかな眠りにつく私を
誰も邪魔しない
明日というその日を
私はどんな顔で
どんな姿で
明日というその日を
あなたはどんな顔で
どんな体で
動いているのかしら・・・
ねぇ
動いているの?
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
雨音しか聞こえない部屋に
一人
赤い花が音も立てずに
ゆらゆら 揺れている
「誰かそこにいるの?」
水の流れる音しか聞こえない世界に
いるはずもない
人の気配を欲して
一人
呟いた
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
貴方を苦しめるのは
あたしだけでいいんだって
自惚れているの
あたしに揺さぶられてる
貴方がたまらなく愛おしい
貴方を傷つけていいのは
あたしだけなんだって
自惚れているの
あたしの言葉に涙流す
貴方がたまらなく愛おしい
大好きなの
貴方が傍にいないと不安だわ
貴方とキスしたいだけの
あたしのわがままをどうか許して
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
毎朝
あたしを始動させてくれるのは
貴方
あたしのスピーカーに
耳を傾け
あたしの表情を左右して
ほほ笑みかけてくれる
今日の天気の予報を
貴方にも伝えたいのよ
あたしのリモコンは
貴方
あたしの感情までも
いとも簡単に
チェンジしちゃうのね
夕方
あたしを始動させてくれるのは
貴方
あたしのボリュームを
あげて
貴方はあたしに釘づけ
今日一日の出来事を
貴方に聞いてほしいのよ
あたしのリモコンは
貴方
あたしの行動までも
思うままに
操ってしまうのね
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
「好き」
何か違う気がした
一緒にいればいるほど
嫌なところ見えてきて
不満が募って
こんな奴のどこが良かったのかさえ
わからなくなる
でも
気がつけば
いつも一緒で
自然に毎日
アイツのことも考えてる
ラブラブモード突破して
今更熱いものもないけれど
いなきゃいないで
心地悪い
良いも悪いも
受け入れた
今の状態が
愛ってやつかね
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
明かりを消した
暗い部屋で一人
目を瞑ったら
浮かぶのは…
今日一日の出来事と
貴方のこと
相変わらず
毎日貴方に会いたくて
思わず車を走らせた
抱き締めた
その強い腕や
口付けた
暖かな唇は
全部 全部
あたしのものだって
実感できる
安堵の瞬間
今日も一人で
おやすみなさい
明日も明後日も
これからもずっと
あたしの貴方
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
谷間を指でなぞれば
溢れる蜜が絡み付く
しなやかな体を
くねらせ
わずかに震える花弁
潤んだ瞳が開いたら
口を塞いで
息を殺して
吹き込まれる
熱い吐息に
こっちまで逝っちゃいそう
指を滑り込ませたら
熱く絡み付く粘膜
腰を突き上げ
痙攣
激しく震える鼓動
潤んだ花弁開いたら
足を開いて
息を荒げて
自分でくわえな
淫らな姿に
もう逝っちゃいそうだ
詩人:夢姫 | [投票][編集] |
青い輝きが
私を穏やかにしてくれる
白い輝きが
私を励ましてくれる
きっと
今 貴方も同じ気持ち
それだけでもはや私に言葉などない
切ない気持ちや
嬉しい気持ちは
貴方に直接伝えればいい
淋しい時や
悲しい時は
貴方に甘えればいい
会いたい時は
会いに来て
会いたい時は
会いに行くの
私は貴方の傍で
歌を歌う
もうここから
遠いここから
心の叫びを
歌うことなどないんだ