詩人:璃星 | [投票][編集] |
また 眠れない
日々が続いて
当て所もなく彷徨って
同じように持て余したひとと
慰めるように埋め合った
もう
キミがあの頃毎日言ってくれていた
素直なんてものは
ないかもしれない
キミが惹かれてくれた
わたしの唯一だったのに
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またね と微笑い
電車にわたしを残し
人混みに紛れるキミは
一度も振り返らない
もう
二度と逢えない予感がした
こんな勘はよく当たるほうだった
キミは幸せな約束をたくさんくれたけれど
ねぇ
予感通りだった
何ひとつ
果たされなかった
詩人:璃星 | [投票][編集] |
流れ星
見つける度に
手遅れ と宣告されたみたい
ビルの合間に星が少ない なんて
その場から
動こうともせず
ねぇ
離陸後の飛行機と
星の区別がつかない僕に
何が言えるっていうんだろう
詩人:璃星 | [投票][編集] |
あまりにも
容易く契れる約束と
容易く千切れる約束
果たされないとわかっていながら
交わすのは
どこかで繋がってるって
しがみつきたいもののひとつだったから