詩人:璃星 | [投票][編集] |
あんなに幸せな痛みは
これから
ねぇ
いくつくらいあるんだろう
キミの名を呼びたくて
呼びたいのに呼べなくて
リズミカルに吐き出される
小さくて高い悲鳴に紛れては
世界で一番幸せな痛みに
溺れては
朽ちるの
詩人:璃星 | [投票][編集] |
キミとの有り触れた毎日も
当たり前に描いてたいつかも
本当に有り触れているから
有り触れすぎているから
急すぎるキミとの別れは
寂しさよりも
悲しさなんかよりも
違和感でしかなかった
ねぇ
でもそれは
掛け違えたボタンのような
有り触れた違和感ではなかったけれど
詩人:璃星 | [投票][編集] |
仕方がないって言う貴方を
責められなかった
許したわけじゃない
悲しくなかったわけじゃない
貴方の中で終わってしまっていることに
抗う気力がなかっただけ
詩人:璃星 | [投票][編集] |
誕生日も
バレンタインデーも
七夕も
花火大会も
ひとりでだって過ごせるよ
でも去年キミと過ごしたクリスマスを
ひとり過ごすことだけは
今でも
できそうにない