青い空に
両手を広げてみた
この広大さの前では
僕の存在などちっぽけだ
大量の一色の絵の具に
僕の色で点を付けても
色は変わらない
世界から見れば
僕の存在なんて点に等しい
いや…
点にすらない程
ミクロなモノかもしれない
けれど
絵の具だって混ぜる色を増やしていけば
次第に色が変わっていくように
僕の色で何かをし続ければ
いつか色が混ざり合って
この広大な世界に少しは僕の色を残せるだろうか?
残してみたい
僕の色を
僕が此処に生きた証を
この広大な世界に
残してみたい…
2004/09/26 (Sun)