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都望の部屋


[5] 僕の色を
詩人:都望 [投票][編集]

青い空に
両手を広げてみた

この広大さの前では
僕の存在などちっぽけだ
大量の一色の絵の具に
僕の色で点を付けても
色は変わらない

世界から見れば
僕の存在なんて点に等しい
いや…
点にすらない程
ミクロなモノかもしれない

けれど
絵の具だって混ぜる色を増やしていけば
次第に色が変わっていくように

僕の色で何かをし続ければ
いつか色が混ざり合って
この広大な世界に少しは僕の色を残せるだろうか?

残してみたい
僕の色を
僕が此処に生きた証を
この広大な世界に
残してみたい…

2004/09/26 (Sun)

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