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チェシャ猫の部屋  〜 投稿順表示 〜


[122] 朋 〜like a flower
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枯れかけていたこの世界に揺られ
惑うことなく咲いていた
塗り重ねた色に自分が見えなくなっても
僕がこの手差し伸べるまで
変わらぬままでいて・・・。。


遠く遠く願いは届かず
気がつけばまた傷が増えてゆく
それでもまだ棘を隠して微笑う貴方を
抱きしめたこの手が痛みに震えてもいいさ


偽りのやさしさに心捧げないで
何に微笑い何に涙するかも分からぬままに
貴方との距離は広がるけれど

汚れた世界にしおれそうになっても
折れないように支える強さを見つけるから


枯れかけたこの世界で一人ぼっちになっても
貴方のままで咲き続けていて

例え強く抱きしめたこの手に
痛みは消えなくても・・・。。


 
            to you

2005/04/23 (Sat)

[123] Luna〜月に咲く花〜
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どんなに繋ぎとめようとしても
少しずつ落ちてゆく夜に
抱きしめてくれる手はもう無いから
欠けた月に導かれて
僕はまだ彷徨い続けている・・・・。


もう何も見たくは無いよ
色も失くしたこの世界
せめてもの慰めにと咲く花が
まだ残る幻だけを残して

もう願わないよ
夢の中でさえも
無邪気なほどに微笑む天使に
別れ訪れるまで・・・。。


少しずつ薄れてゆく影を
追い抜いて君を抱きしめるよ

いつまでも祈るように・・・・。。

2005/05/04 (Wed)

[124] devil's cry
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幾度祈れば涙は止まるのか
払っても払ってもまだ消えぬ痛みが
その瞳に影を落としたまま・・・


欲望に駆られて
心も無いまま抱いた天使に・・・
罪の意識は刻まれたまま
また傷は増えてゆく


   手を伸ばしても届かぬと・・・
   この翼ではもう飛べないと・・・


穢れたこの身に囚われて
染み付いた運命に身を委ね
それでも君を呼んでいる

壊れかけた心でも
まだ祈り止まぬなら


   届かぬと知っていても・・・・。

2005/05/07 (Sat)

[125] pieces〜end of pain
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散在した欠片がまだ君を残すなら
その痛みさえも背負って手を伸ばすよ・・・


もう哀しみも映せぬ程に
うつむいた瞳に色は失せて
枯れないようにと咲き続ける花だけが
遠く途切れぬ果てに揺れていた


叶わぬ祈りをこの胸に抱いて
壊れそうなくらい君を想っているよ
何も見つけられない世界に
変わらない痛みは続いているのに・・・


舞い止まぬ欠片は
繰り返した過ちに罰を与えるけれど
手探り絶えぬこの腕は
まだ君を求めて



壊れそうなくらいに君を想っているよ
変わらぬ痛みは消えなくても・・・


2005/05/10 (Tue)

[126] 〜宵彩花〜
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落ちてゆく夜の果てで
微笑っている貴方は誰なのか
消えぬ罪に抱かれたまま
痛みだけを残して・・・・


闇に咲く彩に 瞳深く濡れ
叶わぬ想いにまだ手探り止まず
零れそうな影はまだ 君を探し続けている



  薄れてゆく色彩の中で
  咲き続けていられたなら・・・

  剥がれ落ちて行く世界に揺られ
  枯れない想いを見つけられたなら・・・


幾度過ちを繰り返せば満たされるのか
途切れぬ痛みを抱いて
それでも祈り続けるよ


薄れてゆく景色の中で
泣いているのは貴方なのか
差し出せる手も持たぬままに
その名を呼び続けるよ・・・・



2005/05/24 (Tue)

[127] lost angel
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祈りも届かぬよ
貴方を失くしたこの世界で 
舞い散る誓いに抱かれたまま
彷徨い続けてる・・・


現実との境が曖昧に満ちてゆく夜に片腕を引かれ
紛れ込む終わりの無い痛み
欠けたものは何なのか知らぬまま
消え残る残影に手をかざす


どれだけ傷を増やせばいい
尽きぬ悲しみの果てに貴方はなにを望む?
天使を失くしたこの世界で
まだやさしさを求めている・・・


堕ちて行く貴方の影に
まだ惹かれ続けている・・・

2005/06/29 (Wed)

[128] lies and truth〜piero
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抱きしめるよ
零れる程に強く
途切れた気持ちが
もう一度手に触れるよう・・・

淡く揺れるその心に
気づかずピエロは踊り続ける
その役目が繋ぎとも知らず

届かなかった貴方の嘘に
紛れて消えた真実に
埋もれてこの身も役目を終えよう

捧げた時間は嘘に閉ざされても
その愛は偽りであったと知っても

抱きしめるよ
切ない程に強く
せめて重ねた声だけは
消えてしまわないように

捧げるよ
壊れそうな世界さえ・・・



2005/07/26 (Tue)

[129] sadistic my dear
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いつからか壊れそうな僕に
捧げられていた小さな手
痛み止まぬ心に触れて
そっと想いを引き剥がす・・・。。


切ないほどに大人びた貴方の瞳に
映る僕は悲しみで滲んでしまうから
離れないように強く
抱きしめた分だけまた距離は広がるよ


壊したいくらいに愛おしい貴方に
背を向けたくなるほどやさしい声に
この手どれだけ伸ばしても届かないよ
落ちてゆく夜の果てで・・・。。

苦しい程に大切にしたくても
涙する程に愛してみても
決して追いつくことはないよ
貴方に残るあの人の影に


どれだけもがいても辿り着けぬのなら
せめて記憶にも残らぬほど
僕はそっとこの身を消そう

壊れそうな程に愛する貴方の心に
痛みだけは残さぬように・・・。。

2005/08/18 (Thu)

[130] miss you 〜every time I wanna
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どれだけ嘘を重ねればいい
心だけでは満ちたりず
僕はまた貴方を求めている・・・・。


近付けば近付くほどに
心に痛みは重なって
いつからか位置づけられた曖昧な距離に
閉じ込められたまま

繰り返す欲望と後悔に手を引かれて
築いた時間に杭を打つ
それでもまだ見えぬ心の奥を
一人探し続けてる


 「貴方にとっての僕は何ですか
  僕が想っているほどに
  貴方は僕を想っているのですか・・・?」


幾度嘘を差し出せばいい
誰に祈るかも知らぬままにその手を握る
まだこの思いは残したまま


僕はその手にさよならを告げる・・・。。

2005/08/19 (Fri)

[131] 壊れそうな貴方に抱かれたままで
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幾つの真実から目を逸らせば僕は救われる
歩み出す道さえ失ったまま
まだ焦がれ続けてる・・・・。。


宵に浮かぶ艶やかな横顔は月に導かれるがままに
まだ穢れも知らぬその手を夜の果てへといざなう
揺れるようにささやく声で
途切れた世界はつながって


抗う術も無いほどに映える君の瞳に
透かされた過去がさまよい続けている


壊れそうなほどに昂ぶる貴方の影に
包まれて僕は自分を捨ててしまいそう
幾度終わりを祈っても
知らずにまた貴方を求めている


どれだけ強く抱きしめれば僕は満たされる
零れ止まぬ涙に見入られ
まだ焦がれ続けてる・・・・。。

2005/08/20 (Sat)
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