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チェシャ猫の部屋


[104] 星ノ見エナイ街
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]


  星もろくに見えないこの街で

  貴方の笑顔は何よりキレイに見えました

  足早に歩き去る町並みの中で

  貴方の声だけは聞こえていました・・・。。


  強く抱きしめたら壊れてしまいそうなその肩を

  やさしく包み込む方法を僕は知りませんでした

  見つめたなら涙を流してしまいそうなその瞳から

  僕は目を逸らすことしかできませんでした。。

 
    僕は願うことしかできなかった

    何も変わりはしないのに・・・。。

  
  雪も降らないこの街で

  貴方の声は 優しく僕に降り積もりました

  灯ってはすぐに消えてゆく明かりの中で

  貴方の笑顔だけ 消えずにまだ残っています。。

2004/12/06 (Mon)

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