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チェシャ猫の部屋


[85] 愛しの friends child
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

君に少しでも近づきたくて
そう思って軽い気持ちで使ったその言葉が
こんなにも君を傷つけていたなんて
君は僕が気付かないようにって
知らない顔して笑ってくれていたなんて・・・。。

君の昔の彼氏からメールがきたよ
ふざけんなよって
お前かっこ悪いぞって
涙で滲み始めた僕には
もうそれ以上読むことはできなかったけれど
ただ一つだけ
君に謝らなきゃって
そう思ったんだ。。

「ごめん」だなんて言葉
どれだけ並べたって多分足りないし
君の心に届かないけれど
それしか思いつかない僕は
震える両手でただ
「ごめん」て言葉を投げつけた。。

かっこ悪いね
女の子一人笑顔にできない
あいつの言葉がまだ
僕を締め付けて放そうとしないんだ
途中で切れた小指の糸が
まだ君を求めてるんだ・・・。。

今君のその手を離すよ
涙で濡れたその肩
抱きしめれるだけの強い両手は
もう・・・ないから。。


だからせめて僕は微笑って君に伝えるよ
「さようなら」
それと・・・ありがと。。

2004/07/31 (Sat)

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