詩人:冴香 | [投票][編集] |
雨靴に傘さして
歩いていると
水溜まりを
見つけたよ
チャップチャップ
したら
汚れちゃった
小雨になったら
見つけたよ
葉っぱに雨宿りする
かえるさん
ピカピカの
露のドレスを着ているよ
雨がやんで
見つけたよ
空に描かれた
七色の虹
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気がつけば
遠くへ
きていました
あなたの手を離れ
私は巣立ちを
迎えました
私の事を愛してくれる人
私の事を期待してくれる人
私の事を信じてやまない人
そんな人がいたから
今の私がいるのでしょう…
いつか
ただいまと
でっかい声で
言える日まで
私は
この街で
頑張ると決めました
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理不尽な少年は言いました
「どうして、僕は、こんなにも理不尽なんだろう?」
と
すると少女は答えました
「理不尽だと思うのは、あなたの心が決めた事で、あなたは決して理不尽じゃない」
と
理不尽な少年は気付きました
雨の日に自分の傘を貸した妊婦さんは元気な赤ちゃんを生み幸せになった事を
自分のパンを分けたおじさんは、人生を投げていたが再び生きる意欲を取り戻した事を
理不尽な少年は
自分が素敵な役目を持っている事に
気付き喜びました
後に
理不尽な少年は
幸せな人生を歩みました