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野良猫の部屋


[64] 自由玩具
詩人:野良猫 [投票][編集]

一歩前を歩く君の背中が温かくて
僕の大好きな空によく似てる

壊れないように
そっと差し伸べてくれる手は
大きくて何でもできそうな気がした

悪気の無い無邪気な笑顔が
僕にはすごく愛しいものなんだ

だからもう離さない

空が泣いても
月が怒っても

僕は僕の気持ちのままに走る
壊れた玩具じゃないんだから

夏の花が夜空に咲く頃
君と手を繋ぎ歩いていたい

移り行く季節に
惑わされないように
これからもずっとずっと君と一緒に

優しい声で照れくさそうに
愛を語る君が大好きだから

もう離さない

空が泣いても
月が怒っても

僕は僕の気持ちのままに恋をする
操られてる玩具じゃないんだから

2004/05/14 (Fri)

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